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【時系列まとめ】東京オリンピック不祥事一覧!事件・トラブル続きは呪い?問題だらけでヤバい!

東京オリンピック・パラリンピック2020がトラブル続きで「呪われた大会」とすら言われています。

最初から最後まで問題がありすぎて、もはや何があったか覚えてないよ!という方も多いのではないでしょうか?

2013年9月7日に日本は、2011年の東日本大震災からの「復興五輪」と位置づけ見事招致に成功しました。

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」は後世まで語り継がれることは間違いないでしょう。

オリンピックの開催地が『TOKYO』と発表された瞬間は、日本中が歓喜に包まれていました。

しかしながら、ここから呪われたオリンピックが始まるのです…。

もくじ

【ベスト10】東京オリンピック不祥事・トラブル

これまでいろいろと問題のあった東京オリンピック・パラリンピック2020ですが、まずは社会に与えたインパクトが大きかったと思われる順にランキングにさせて頂きます!

  1. 新型コロナウイルスの影響により大会が延期
  2. 大会エンブレムに盗作疑惑
  3. 新国立競技場が建設費問題でデザイン案を白紙撤回
  4. 五輪開会式の音楽担当の小山田圭吾氏いじめ問題で辞任
  5. 森喜朗氏が女性蔑視発言で五輪組織委員会会長を辞任
  6. 五輪演出チーム佐々木宏氏「渡辺直美=ブタ」で辞任
  7. 元JOC会長・竹田恒和氏が賄賂疑惑で辞任
  8. マラソンが東京⇒札幌へ変更
  9. 五輪開会式の衣装が「韓国風」と炎上
  10. のぶみ(絵本作家)が過去のやらかしで炎上

いやぁ~やはりこれだけ大きな国家レベルの規模のイベントが新型コロナウイルスの影響で1年間延期になるっていうのは最もインパクトが大きかったと思います。

それ以外にもエンブレム問題にスタジアム問題…、色々と有りましたね。

それぞれどんな順番でどんな背景があったのか、その他にはどんな事件があったのか?時系列でご紹介させて頂きます!

【時系列まとめ】東京オリンピック不祥事・トラブル

2015年7月:新国立競技場の建設費問題

オリンピックにおいてスタジアムはシンボル!

日本は2012年11月に国際コンペによりイラク出身の建築家ザハ・ハティドさんのデザイン案を採用を決定しました。

しかしながら、計画段階では8万人収容で、完成予定は19年3月、総工費は1300億円程度とされていたものの、設計段階で工費が約3,500億円まで膨らみ、政府は計画を縮小しました。

2015年7月に工費を約2,500億円とする計画を決定したものの批判が収まらず、2015年7月に白紙撤回!

隈研吾氏による新たなデザイン案を採択しましたが、これに関しても「上から見ると便座にしか見えない」と一部で批判の対象になっています。

ちなみに工事中には地中から人骨187体分が発見されてしまってます。

しかも人骨からは虐待されていた跡が見つかったとか…一体ここで何が行われていたんでしょうか?

2015年9月:東京五輪のエンブレム盗作疑惑

2015年7月24日デザイナーの佐野研二郎氏による東京五輪のエンブレムが華々しく発表されました!

このロゴは当初かなり評判も良く、「さすが佐野研二郎」と話題になっていました。

佐野研二郎氏の満面の笑みが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?

しかしその数日後、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴが似ているとネット上で話題になり炎上。

佐野研二郎氏は「盗用との指摘は全くの事実無根」と力説したものの、これまでのデザイン作品にトレースが発覚したり、エンブレムの使用例に関してもパクリ疑惑が浮上。

大会組織員会は2015年9月1日にロゴの使用の中止を発表し、公募により新エンブレムが決定しました。

2019年1月:フランス検察が竹田恒和JOC会長を訴追

東京五輪の招致活動を巡って賄賂があったのではないかという疑惑が浮上し当時JOCの会長であった竹田恒和氏がフランスの検察から起訴されるという衝撃的な事件がありました。

竹田恒和氏は「不正なことはしていない。潔白を証明すべく今後も努力していく」と身の潔白をアピールしたものの、2019年6月に任期満了で退任。

竹田常和氏は明治天皇のひ孫で、日本の旧皇族・竹田宮恒徳王の三男として生まれ、今上天皇とは、「はとこ」というまさに「上級国民」で2001年から長い間JOCの会長の座に君臨していました。

現在でも竹田恒和氏を巡る調査は続いており、今後どうなるかはまだ決まっていません。

1974年には22歳の女性を交通事故で死亡させていますが逮捕・起訴されておらず、遺族に1億円を超える莫大な補償金を支払った事や上級国民として見えない力が働いていたのではないかと言われていましたが、今回の件はどうなるのか…。

2019年4月:桜田五輪担当相が失言で辞任

桜田義孝五輪担当大臣は2019年4月に失言で引責辞任しています。

問題となったのは2019年4月10日に自民党の高橋比奈子衆議院議員の政治資金パーティーに出席した際の発言。

「復興以上に大事なのは高橋さんでございます!」

東日本大震災で甚大な被害を受けた被災者の気持ちを完全に無視した心無い発言として炎上し、引責辞任しました。

桜田五輪担当大臣は2019年2月にも競泳の池江璃花子選手が白血病を公表した際には、「金メダル候補ですから。日本が本当に期待している選手ですから、本当にがっかり」と記者団に述べて炎上していましたが、度重なる失言で万事休すとなりました…。

2019年5月:小池百合子の『かぶる傘』がヤバすぎ!

2019年5月24日に東京都知事の小池百合子さんが自信満々で紹介したのが「かぶる傘」

暑さ対策の1つのソリューションとして大々的に宣伝していましたが、このデザインが「冗談でしょ?」と炎上。

こちらが問題になった「かぶる傘」のデザインwww

流石にヤバいですね。しかしながら、小池百合子さんはいたって真面目です。

 「手が空く(両手が使える)」ことを挙げ、さらに「男性で日傘を差すのは恥ずかしいという、何か気が引けるという方は、もう思い切ってここまでいったらいかがでしょうか。お勧めしたいと思います」と強調。

引用元:日刊ゲンダイ

恐らく本番では使われていないと思いますが、それにしてもヤバいですねw

2019年11月:マラソンと競歩が東京⇒札幌開催に変更

日本人にとってはマラソンは非常に人気のある競技であり、東京オリンピックにおいてもの目玉となる競技の1つでした。

ところが2019年にカタールのドーハで開催された世界陸上におけるマラソン競技において、「暑すぎる」ことを理由に60人中24人もの選手が棄権。

8月の東京もドーハに匹敵する暑さが懸念されたため、選手の健康面への配慮から大会まで1年を切った2019年11月1日というタイミングで東京⇒札幌での開催地の変更が発表されました。

しかしながら、夏の札幌はドーハを上回る暑さの様ですね…。

2020年3月:新型コロナウイルスの影響で大会が延期

2020年3月24日、新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界中がパンデミックに陥る中、東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期が決定しました。

誰の責任でもないかも知れませんが、さすがに問題続きでこの頃には「東京五輪ってやる必要あるの?」という声がチラホラ聞こえ始めていました。

失言が多いことで知られる麻生太郎さんは『呪われたオリンピック』というキラーワードを発して、話題になりました。

ちなみにこの延期の発表により「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」のアイドルグループ「」は活動休止により出演できない事が決定してしまいました。

また2020年8月には当時の安倍総理大臣が「持病の悪化」を理由に辞任し、五輪まであと1年足らずというタイミングで日本のトップが交代するという事態に追い込まれました。

2021年2月:森喜朗会長の『女性蔑視発言』

2021年2月3日東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会臨時評議委員会で森喜朗会長がと女性蔑視発言をしました。

「女性理事を選ぶってのは、文科省がうるさく言うんです。だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」


その後、「深く反省している。発言は撤回したい」と謝罪しましたが、IOCが「完全に不適切」と批判したことや、スポンサーのトヨタ自動車が豊田章男社長名で「誠に遺憾」と見解発表したことで辞任に追い込まれました。

森喜朗さんは過去にも「天皇を中心とした神の国」や浅田真央さんに対して「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」発言で炎上していましたからね…。

ちなみに森喜朗会長の辞任により五輪招致の中心メンバーだった4名が大会前に全員いなくなりました…。

東京オリンピック不祥事一覧
  • 猪瀬直樹東京都知事(2013年12月:医療法人「徳洲会」からの5000万円の資金提供問題を受けて辞任)
  • 竹田恒和JOC会長(2020年6月:汚職疑惑を受けて任期満了をもって退任)
  • 安倍晋三首相(2020年8月:「持病の悪化」を理由に辞任も、その後「桜を見る会」を巡り特捜から捜査)
  • 森喜朗五輪組織委員会会長(2021年3月:「女性蔑視発言」で引責辞任)

森喜朗会長の後任人事もバッタバタで一度は川渕三郎氏で内定という報道が流れたものの…

やはり辞任の原因が「女性蔑視」だっただけに「女性の方が良いのでは?」という冷静な意見もあった様で、最終的には橋本聖子さんに落ち着いています。

そんな橋本聖子さんも過去の「やらかし」が発覚して炎上してました…。

2021年3月:「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」で炎上

東京オリンピックの開会式の演出を指揮する電通出身のCMクリエイター佐々木宏氏が、出演予定者の渡辺直美さんを『ブタ』として演じさせるプランを提案していたことが文春によって報じられて炎上。

佐々木宏氏はもしかすると冗談で言ったのかも知れませんが、森喜朗会長の女性蔑視発言の直後という事もあり、世間からは大バッシングを浴び辞任に追い込まれました。

2021年6月:五輪開会式の衣装が『韓国風』だと炎上

オリンピックの開会式の衣装をデザインしたのは山口壮太さんというデザイナーですが、この衣装が「韓国風?」「チマチョゴリ?」と炎上してしまいました。

まあこれは好みの問題というのもありますが、過去には日本人に対する差別用語である「ジャップ」という名前のブランドを立ち上げていたことが判明。

2021年7月:五輪開会式の音楽担当の小山田圭吾氏が過去のいじめで炎上

2021年7月東京オリンピック・パラリンピックの開会式で音楽を担当する事になっていた小山田圭吾さんが過去にいじめを雑誌で武勇伝の様に語っていたことが発覚して炎上。

一度は謝罪をして「辞任はしない」と説明するも、批判の声は収まらず7月19日に辞任に追い込まれました。

ちなみにこの件では小山田圭吾さんのいとこの田辺晋太郎さんが「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」と投稿して炎上、その後削除して鍵垢というオマケつき。

2021年7月:のぶみ(絵本作家)が過去のやらかしで炎上

東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムに参加していた絵本作家のぶみ氏が過去の逮捕歴や盗作疑惑がSNSで発覚し炎上し、辞退に追い込まれました。

大会の公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の一つ「MAZEKOZEアイランドツアー」に参加予定だったのぶみ氏でしたが、中学生の時に黒板けしのクリーナーの後ろに3ヵ月間隠して腐った牛乳を教師に飲ませたことなどが記載されていていました。

また経歴を調べると「元暴走族総長」で「逮捕歴が33回」という筋金入りの悪だったことが判明。

調べればすぐに出てくることですが、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会はこういったチェックをしていなかったのでしょうか…?

2021年7月:小林賢太郎がラーメンズ時代のネタで炎上

東京オリンピック・パラリンピック閉会式のショーディレクターを務める小林賢太郎さんが、お笑いコンビ”ラーメンズ”として活動していた時代に、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺『ホロコースト』をお笑いのネタにしていたことが判明し、動画がSNSで拡散され炎上しました。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、東京五輪の開会式の前日にも関わらず7月22日に小林賢太郎さんを開会式のディレクターから解任する事を発表しました。

東京オリンピック不祥事一覧!まとめ

いかがだったでしょうか?

こうやって改めて振り返って見ると実に色々な不祥事やトラブルに見舞われた大会であるという事が分かると思います。

しかしながら、スポーツや選手に非はありませんので、出場している選手の方々には頑張って頂きたいと思います!